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ベランダの防水工事の種類と手順をご紹介します!

多くの方は、自宅のベランダ防水を自分で行いたいと考えたことはあるのではないでしょうか。
正確な手順と各方法のメリット・デメリットを理解することで、専門業者に頼らずに安心して作業を進められます。
この記事では、ベランダ防水工事の種類とそれぞれの手順、コスト、期間を明確にし、DIYでの実施方法を解説します。

□ベランダ防水工事の種類と選び方

ベランダ防水工事には「FRP防水」「ウレタン防水」「シート防水」の3種類があり、それぞれに特徴と適した状況が異なります。

*FRP防水

FRP防水は、液体の防水材と強化シートの組み合わせにより、強度と防水性を両立します。
平均的な耐用年数は10~12年で、費用はm²当たり4,000~8,000円程度です。
特に、小さなベランダに適しており、施工期間は1~3日程度と短いのが特徴です。

*ウレタン防水

ウレタン防水は、広範囲の適用性と比較的低コストが魅力です。
耐用年数は密着工法で7~10年、通気緩衝工法で10~15年となり、費用はそれぞれm²当たり4,000~6,000円、5,000~7,000円程度です。
施工期間はおおよそ3~7日です。

*シート防水

シート防水は、特に広いベランダや屋上に適しています。
耐用年数は10~15年で、費用はm²当たり3,500~8,000円程度です。
施工期間も3~7日と短めです。

□ベランダ防水工事の正しい手順

DIYでベランダ防水工事を行う際の手順は以下の通りです。

1:高圧洗浄・下地調整
最初に、高圧洗浄機を用いてベランダの汚れやカビを丁寧に洗い流します。

2:溶剤拭き取り
次に、アセトンなどの溶剤を使ってベランダ表面の油分を取り除きます。
これにより、塗料の密着性が向上します。

3:プライマー塗布
アセトン拭き後、接着材の役割を果たすプライマーを塗布します。
これにより、防水層とトップコートの吸着力が高まります。

4:トップコート塗布
最後に、トップコートを2回重ねて塗り、均一に仕上げます。
これにより防水層を形成し、耐久性を高めます。

以上の工程が終了したら、最後に塗りムラや塗り残しのチェックを行って防水工事は完了となります。

□まとめ

ベランダ防水工事は、FRP防水、ウレタン防水、シート防水の3つの方法があり、それぞれに特徴があります。
DIYで行う場合は、正しい手順を踏むことが重要です。
この記事で紹介した情報を参考に、自宅のベランダを適切に防水し、安心して快適な屋外空間を保ちましょう。