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外壁材のコストを抑えるならリシンを使うべき?メリット・デメリットについて解説!

モルタル外壁の仕上げ材として使われるリシン。
仕上げ材と言っても、多くの方がその特徴や性能まで把握している方は少ないのではないでしょうか。
今回の記事では、そんなリシンについて特徴とメリット・デメリットをご紹介します。

□仕上げ材としてのリシンとは?

*施工方法の特徴

外壁の仕上げ材であるリシンは、骨材に樹脂やセメント・着色剤を混ぜ合わせ、スプレーガンで吹き付けて施工します。
スプレーガンで吹き付けて施工を行うことで、工期の短縮・コストの削減が可能です。
また、リシンはさまざまな色や質感を実現できるため、デザインの自由度が高い点でも優れています。

*コストパフォーマンス

リシンは比較的安価な仕上げ材です。
そのため、予算を抑えつつも、外壁に個性を加えたいと考える人にとって魅力的な選択肢と言えます。
低コストでありながら、長期的な耐久性と美観を兼ね備えている点も、リシンの大きな利点です。

□リシンのメリットとデメリット

リシンを外壁材として選ぶ際には、そのメリットとデメリットを理解することが重要です。
リシンは経済性・透湿性・デザイン性に優れていますが、耐久性やメンテナンスの面で注意が必要です。

・リシンのコストパフォーマンスの良さと透湿性
リシンの最大のメリットは、そのコスト効率の高さです。
前述したように、スプレーガンを使って行う吹き付け工法により、工期が短く、経済的な施工を行えます。
また、透湿性が高いため、壁内の湿気を効果的に排出し、下地の劣化を防ぐ効果も持ち合わせています。

・リシンのデザイン性
デザイン性を重視している方にもリシンはおすすめです。
リシンを使って施工する外壁は、リシンを厚く塗りつけた後に特殊な道具で模様を作り出すため、独特の外観を実現できます。
そのため、さまざまなデザインが可能で、住宅の外観に個性を加えられるのです。

・リシンの耐久性とメンテナンス
リシンのデメリットとしては、耐久性の問題が挙げられます。
リシンは乾燥後に硬化する性質があり、地震などで下地が動くと、ひび割れするリスクがあります。
また、汚れが付着しやすく、定期的なメンテナンスが必要になる点も注意が必要です。

□まとめ

リシンは、住宅の外壁の仕上げ材として、そのコストパフォーマンスとデザイン性で活躍しています。
ただし、性能やコストの面でメリットが多く感じられますが、耐久性やメンテナンスの面での注意点もあります。
実際にリシンを使う時は、これらの特性を理解し、長期的な判断をした上で選ぶことが大切です。