外壁は、住まいの顔ともいえる大切な部分です。
特に、サイディング外壁は、その耐久性や美観で選ばれることが多く、メーカー選びが重要になってきます。
この記事では、サイディング外壁材の中から特に注目されているメーカーやそのおすすめの商品について紹介します。
□サイディング外壁材の種類と特徴
サイディングにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。
一般的には、窯業系、金属系、樹脂系、木質系の4つに大別されます。
1:窯業系
新築で好まれることが多く、デザイン性とコストパフォーマンスのバランスが魅力ですが、凍害には注意が必要です。
2:金属系
リフォーム市場での人気が高く、軽量で断熱材と一体型の製品が多いです。
また、凍害に強いのも特徴です。
3:樹脂系
寒冷地での採用例が多く、塩害や凍害に強いですが、対応できる施工会社が限られる場合があります。
4:木質系
自然の木の質感が魅力で、再塗装などのメンテナンスが必要になりますが、特定の施工会社でしか対応できない場合があります。
□主なサイディング外壁メーカーとおすすめ商品
サイディング外壁材のメーカーには、さまざまな企業がありますが、その中でも特に注目すべきは以下の7社です。
1:ニチハ
窯業系サイディングで市場シェア率No.1。
モエンエクセラード16やFuge(フュージェ)など、デザイン性に優れた製品があります。
2:ケイミュー(KMEW)
窯業系でシェア率No.2。
光セラやレジェールなど、汚れに強い外壁材を多く取り揃えています。
3:アイジー工業
金属系サイディングでトップシェア。
耐久性の高いアイジーサイディングが人気です。
4:旭トステム外装(LIXIL)
窯業、金属、樹脂系サイディングを幅広く扱っています。
DanサイディングやWALL-Jなどがあります。
5:YKK AP
YKK APは、金属系サイディングにおいて独自のポジションを確立しています。
アイアンベールはガルバリウム鋼板を使用し、アルカベールは耐久性の高いアルミを採用しており、どちらも建物にかかる負担を軽減しつつ、美しい外観を実現します。
6:チャネルオリジナル
チャネルオリジナルは、木質系サイディングで独自の地位を築いています。
WILL WALLは100%天然木を使用し、自然素材の住宅にも適しています。
また、防火構造としても優れており、安全性と美観を兼ね備えています。
7:東レACE
東レACEは、ラップサイディング工法を採用した製品で知られています。
ピュアステージは、自然木の風合いを再現したデザインが特徴で、オートクリーン仕上げでメンテナンスも容易です。
KANPEKIは、細部まで本物の質感を追求し、さまざまなデザインニーズに応える製品です。
□まとめ
サイディング外壁材は、住まいの保護と美観を左右する重要な要素です。
この記事で紹介した窯業系、金属系、樹脂系、木質系の特徴を理解し、自宅に最適なサイディングを選ぶことが大切です。
また、ニチハやケイミューなど、信頼できるメーカーから選ぶことで、より満足度の高いリフォームが可能になるでしょう。