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漆喰の外壁って実際どう?メリットとデメリットの対処法をご紹介!

自宅の外壁リノベーションを考える家主にとって、環境への優しさと長期的なコストパフォーマンスは重要な判断基準です。
耐久性があり、メンテナンスの手間が少なく、健康にも良い外壁材を求める人々に、漆喰外壁が注目されています。
この記事では、漆喰外壁の独特な魅力と実用性を掘り下げ、リノベーションの選択肢としての価値を詳細に解説します。
環境に配慮し、賢い投資を考える家主にとって、漆喰外壁は理想的な選択かもしれません。

□漆喰外壁の持つ独特の魅力とは?

1.高級感あふれる仕上がり

漆喰外壁は、継ぎ目がなく、光沢を抑えた平らな仕上がりが特徴です。
サイディング外壁にはない、独特の風合いと高級感が演出されます。
手作業による塗り方の多様性が、外壁に個性と深みを与えるのです。

2.長期間の耐用年数

漆喰の耐用年数は30年から100年以上と、サイディング外壁の20~30年を大きく上回ります。
ただし、その長寿命を実現するためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。

3.優れた調湿効果

漆喰は多孔質構造で、呼吸するように湿気を吸収し放出します。
これにより、室内の湿度を自然に調節し、快適な住環境を提供します。
ただし、この効果を最大限に引き出すためには、適切な厚塗りが必要です。

4.消臭・消毒効果

漆喰の主成分である消石灰は、殺菌効果を持ち、ニオイやカビの発生を抑制します。
また、天然無機物の素材であるため、アレルギーやシックハウスの原因となる有機物質を放出しません。

□漆喰外壁のデメリットと賢い対処法

*施工期間と初期費用

漆喰外壁の施工には、乾燥期間を含め長い時間が必要です。
また、高い技術を要する作業工程のため、材料費と施工費が高くなりがちです。
しかし、100年以上の耐用年数を考えれば、長期的にはコストパフォーマンスに優れています。

*傷つきやすさ

漆喰壁は物理的なダメージに弱く、特に引っ掻き傷には注意が必要です。
地震の強い揺れによるひび割れのリスクもありますが、適切なメンテナンスで補修は可能です。

*独特のにおい

施工直後の漆喰は、磯のような独特のにおいを放ちます。
これは漆喰の材料と海藻由来ののりが原因ですが、乾燥と共に無臭になり、気にならなくなります。
初期のにおいには慣れが必要かもしれません。

□まとめ

漆喰外壁は、独特の魅力と実用性を兼ね備えた外壁材です。
高級感ある仕上がり、長期間の耐用年数、優れた調湿効果、消臭・消毒効果など、多くのメリットがあります。
一方で、施工期間の長さ、初期費用の高さ、傷つきやすさ、独特のにおいなどのデメリットも理解しておく必要があります。

これらの点を踏まえ、漆喰外壁を選ぶ際は、長期的な視点でのコストパフォーマンスやメンテナンスの必要性を考慮することが重要です。
環境に優しく、健康的な住環境を求める家主にとって、漆喰外壁は理想的な選択肢となるでしょう。