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新築の外壁材選びについて解説!どんな素材をどんなポイントで選ぶべき?

新築の外壁材選びは、見た目だけでなく、機能性やコストも考慮する重要な決断です。
特に新築の場合、外壁は住宅全体の印象を左右し、長期間にわたってその品質が維持される必要があります。
ここでは、新築住宅の外壁に使われる主要な素材と、それぞれの特徴やコスト、耐用年数について見ていきましょう。

□新築に使われる外壁の種類について

1:塗り壁

塗り壁は、日本の伝統的な外壁材で、水、土、植物などの天然素材を使用するものです。
外装だけでなく内装にも適しており、デザイン性が高く、職人の技術によっては100年以上持つこともあります。
また、天然素材は調湿性があり、シックハウス症候群や化学物質過敏症への対策としても優れています。

2:窯業系サイディング

窯業系サイディングは、セメントや繊維質を板状に加工した外壁材です。
耐震性や防火性に優れ、デザインやカラーバリエーションが豊富で、木目調やレンガ調、タイル調など多様なデザインが可能です。
7〜8年の耐用年数を持ち、表面のコーティング剤によって耐用年数は異なります。

3:金属系サイディング

金属系サイディングは、ガルバリウム鋼板やアルミニウム合金などを原料としています。
防音性・防水性に優れ、軽量で建物にかかる負荷を軽減できます。
耐用年数は10〜15年程度で、窯業系サイディングと同様にデザインやカラーバリエーションが豊富です。

4:木質系サイディング

木質系サイディングは、レッドシダーやカラマツなどの木材を使用し、木の風合いや模様を楽しめる素材です。
断熱性に優れている一方で、耐火性は他のサイディング材に比べて劣ることがありますが、防火加工を施せば耐火性を向上させることが可能です。
耐用年数は8~10年程度となっています。

5:モルタル

モルタルは質感に味わいがあり、デザインの自由度が高く、和洋問わず多様な外観にマッチします。
防水性は低いものの、表面に塗装を施すことで防水性も引き上げることが可能です。
耐用年数は約30年と長いですが、実際の年数は職人の技術によって変わってきます。

6:ALC

ALCは気泡を含んだ特殊なコンクリート材です。
断熱性に優れ、耐火性や耐久性、防音性も高いのが特徴です。
耐久性はサイディング材よりも優れており、耐用年数は約40年とされています。

□新築外壁材選びの3つのポイント

*デザイン性

新築の外壁を選ぶ上で、最も注目されるのがデザイン性です。
外壁は住宅の外観を形作る上で中心的な役割を果たし、訪れる人々に与える印象に直接影響を与えます。
デザインの選択は、個人の好みだけでなく、周辺の景観との調和も考慮する必要があります。

*機能性

外壁の機能性は、快適な住環境を維持するために不可欠です。
素材によっては、遮熱性や断熱性が高いものがあり、これらはエネルギーコストの削減に貢献します。
また、一部の塗料にはセルフクリーニング機能があり、雨によって汚れを洗い流すことで、常にきれいな外壁を維持するのに役立ちます。
さらに、耐震性や耐火性などの安全面も重要な機能性の一部です。

*価格・予算

新築の外壁素材を選ぶ際、最後に重要なのが予算の問題です。
外壁素材にはさまざまな種類があり、価格も幅広い範囲にわたります。
高品質な素材を選ぶことも大切ですが、予算を超える選択は将来的な経済的負担を増やす可能性があります。
そのため、デザイン性や機能性を考慮しつつも、総予算の中で最適なバランスを見つけることが大切です。

□まとめ

新築住宅の外壁を選ぶ際は、さまざまな素材の特徴を理解することが重要です。
今回紹介した素材ごとの特徴、デザイン性、機能性、予算のバランスを考えて、最適な選択を行いましょう。
適切な外壁材を選ぶことで、長期にわたり快適な住環境を維持し、家の美観を高められます。
機能性とデザインの両方を考慮し、あなたの理想の家を実現させましょう。