外壁塗装に関する記事を新しくアップしました!お困り事がございましたらお気軽にご相談ください。

日本ペイントも?塗料に使用期限は存在しないの?

塗料の取り扱いにおいて、使用期限はその品質を保つうえで重要な指標です。

しかし、塗料には「使用期限」という明確なラベルがないことが多く、特に日本ペイントのような大手メーカーの製品でも例外ではありません。
この記事では、塗料の使用期限と、古くなった塗料を見極める方法について紹介します。

□日本ペイントは?塗料の使用期限について

塗料の使用期限は、一般的に製造から1年とされていますが、これは未開封時の話であり、保証期限とは異なります。
開封後の塗料は、その劣化が加速するため、使用期限の概念がより複雑になります。
特に、日本ペイントのような品質にこだわるメーカーの場合、以下の点について注意しておく必要があります。

*未開封状態と保証期限

未開封の塗料でも、原則として製造日から1年以内に使用することが推奨されています。
これは塗料の性能を最大限に保証するための目安であり、時間が経過するとともに品質が落ちる可能性があります。

*開封後の保管

開封後の塗料は、空気に触れることで徐々に劣化します。
特に、1液型塗料や2液型塗料では、開封後の劣化の進行度合いが異なるため、早めの使用が推奨されます。

*機能性塗料の注意点

耐熱性やサビ止め、抗菌・抗ウイルスなどの特殊な機能を持つ塗料は、劣化によってその機能を失いやすいです。
そのため、機能性塗料の使用期限はより短い傾向にあり、注意深く管理する必要があります。

□古くなった塗料の見極め方

塗料が古くなったかどうかを判断するには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
以下でそれぞれのポイントについて見ていきましょう。

1:ゲル化の有無

塗料がドロドロとした状態、つまりゲル化している場合は、溶剤が揮発し、劣化が進んでいるサインです。
この状態の塗料は、品質が落ちている可能性が高いです。

2:攪拌の可否

ゲル化しても攪拌(かくはん)が可能であれば、まだ使用できる可能性があります。
しかし、固まって攪拌できない、または攪拌しても分離状態が解消されない塗料は、使用を避けた方が無難です。

□まとめ

塗料の使用期限は、メーカーによって明確に示されていないことが多く、特に日本ペイントのような高品質な塗料では、その管理がより重要です。
未開封状態であれ1年を目安にし、開封後は速やかに使用すること、機能性塗料には特に注意を払うことが求められます。
また、古くなった塗料の見極め方を理解し、劣化した塗料の使用を避けることで、塗装の品質を保てるでしょう。